空から白いものが落ちてきた。 たくさんの、小さな、不安定な。氷の結晶。 それらは地表に落ちて消えゆく。 時空に溢れている奇蹟の一つだった。この世界には奇蹟がありふれている。 私はずっと立ち止まっていた。時間の経過は意味をなさなくなっていた。 綿を連ねるような奇蹟は後から後から降り続く。 これを私の名前にしよう。 そう思い、思ったことで私は幽霊でなくなった。 ---私の解釈----------------------------------------------- 存在には、まず「思い」ありきなのかな、と思った文章です。